夏を感じるもの
Good Morning!
今日も朝から哲学的なマダムです。
ここ最近日の出とともに
庭から聞こえる蝉の声
「ああ、夏を感じるわ・・・ウルチャイッ!」
思わず叫んでしまうほど煩そうございます
ですが、蝉さんたちは
長年土の中で地上に出る日を夢見て耐え忍び
ようやく出てきて鳴き始めれば
【煩い】だの【暑苦しい】だのと非難されながらも
一週間の蝉生を精一杯生きぬき
(蝉は一週間ほどしか生きないという俗説がございます)
ある日突然地面にポトリ
中には天寿を全うする前に
小学生の夏休みの課題の犠牲になったりと
アア、イタワシヤ・・・
蝉の声に夏を感じておりますが
最近見なくなったのは
打ち水にかかる小さな虹
揺らめく木漏れ日
ほっと息をつける夕立
町内の辻々で団扇片手に将棋をさすステテコ姿のおじ様方
天秤抱えた金魚売りやわらびもち売り
上記はワタクシの実家大阪府吹田市での幼少期の思い出でございます
(ドンナイナカヤネ~~ンッ!)
夏に限らず
昔はもっと季節を感じるものが多ございましたが
最近は本当に見かけなくなってまいりました
こういったものの消失とともに
人々の心も殺伐としているような
大切にすべきものはきちんと後世に継承していきたいものでございます。